きみの夢をぼくにも見せて

とある若手俳優オタクの雑録

全通とオタクのはなし

redempty.hatenablog.com

参考にさせていただきました。

私も全通は一度だけしたことがあります。
「気付いたらしていた」のではなく、最初から全通するつもりでチケットを取っていました。
「推しの応援」というよりも純粋に可能な限り観たいとチケ発の時点で思っていて、その可能な限りが全通だっただけです(それでも10公演程度ですが)。
でも周りの同厨に「全通する!」などと報告してなかったので、傍から見たら「気付いたら〜」になっていたのかもしれません。
まあ冗談で「気付いたらチケットが手元にあって〜」とかはオタクはよく言う気がします。
でも他の人の全通についても本人がロビーで周りに聞こえるように喋っていたり、推しへのリプライなどに書かない限りわかんなくないですか?
他の人が何回通ってるとか私はそこまで気にならないです。
現場行ったらいつもいるなって人はいるかもしれないけど。


話がズレました。
私は「全通する人は偉い」派で、かつ「趣味は俳優としての推しの応援」派です。
「趣味は観劇」って言えるほど推しの出演作以外の作品を追えないし、例えば推しがシリーズものの作品に1回だけ参加したとして過去作をDVDで見たり次回作を追ったりはしないと思う。
ほかの作品のチケットを買おうと思っても「この作品がもし外れだったら?推しの出演作にも当たり外れがあるけど、最悪推しだけを見てればいいけど」って躊躇するし「他の舞台に行くくらいなら推しの舞台にもう1回入った方がいいんじゃないか」とも思う。
「趣味は観劇」とはどうしても言えないです。

そして「趣味は俳優としての推しの応援」です。正確に言うと「趣味は推しのお芝居を観ること」になるかなと思います。
趣味を続けるために私にできる限りのこと(推しの個人グッズ複数買い、祝い花、プレゼントや手紙など)をして、推しに俳優として舞台に立ち続けてもらえるよう微々たる応援をしています。
推しのためではなく私が趣味を続けるために必要な経費です。上記の全通した公演も、推しのためではなく自分のためです。1回でも逃したら後悔する!と思ったので通いました。
しかし普通のOLにはどうしてもお財布に限りがあります。
自分だけでどうにかできる趣味ではないので、推しが俳優としてやっていくための貢献をしている方には素直に感謝申し上げます。
ということで「全通する人は偉い」です。

q0n.hatenablog.com

ちょっと前にも書きましたが、自分のお金や時間を削って赤の他人にここまでできるって純粋にすごくありませんか?
俳優厨以外の人に遠征の話とかプレゼントの話とかお花の話とかしたら理解されなさすぎて引かれますからね。私でも引かれた。

ただ「全通は偉い」ですが「何をやってもいい」という免罪符にはなりません。
出待ちだったり過剰なファンサの要求だったり、ほかのファンを潰したり…。
「ファンはアーティストの鑑」とは私は思いませんが、そう思う人も世の中にはたくさんいます。
「あっ、この人のファンには近寄りたくないな」って思われたら、推しのファンをひとり減らしたのと大差ありません。

お金を出したんだからそれなりの対応を求めたくなる気持ちもわかります。
でも「それなり」に留めておいてください。
個人的には事務所から直接でも間接的にでも注意を受けたり、他のファンから後ろ指さされたら「それなり」を越えているのかなと思います。
推しのatmにはなりたいけど、私の都合の良いatmにはなりたくないとは思いますので、あまり強くは言えませんが、良識ある行動でお願いします。
(まあ一般人にしたらひとつの舞台を片手で足りないくらい観劇してブロマイド複数買いしてる時点で「良識」とは外れているのかもしれませんが。オタクって難しいね)

あと、通うことを自己肯定の手段にしているのかな、という方は見たことがあります。
その人は体調不良なのかモチベーションの問題なのか1回現場を干したときからポツポツと現場に来なくなり今はどうしているのかわかりません。
なので、推しの出演作全公演を全通するような方に自らのアイデンティティが1回でも崩れるようなことに直面することを考えると、私みたいな「行けるだけ行く」みたいなゆるいスタンスの人よりも脆い趣味になってしまうのかなと思ってしまいました。

「推しなんて世界一近くの赤の他人」と知人が言っていたのを思い出しました。
趣味の域を越えたり、推しにアイデンティティを委ねすぎたりしないようにオタク活動をしたいものです。