きみの夢をぼくにも見せて

とある若手俳優オタクの雑録

金持ちの道楽じゃない

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若手俳優界隈にいる人もタイトルくらいは知っているのではないでしょうか?
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」という漫画。
地方のマイナー地下アイドルのその中でも不人気メンの古参で唯一のオタク・えりぴよさんが主人公。
握手券つきCDの買い占め、推しの立ち位置ゼロズレ確保、自力でランブロの推し全種コンプ、同じグループでも他メンに興味なし、推しが出る可能性が少しでもあればチケットを取って現場へ…推しに塩対応されていても推しに収入も時間もすべてを捧げて彼女を愛す。


ここまでじゃないですけど、オタクとして思い当たる節があるので死ぬほど共感してしまう。
えりぴよさんは握手会やチェキのときにわりと接触できているけど。(接触できてないって作中で言われてるけど、推しに可愛いって面と向かって言えてたら接触できてないか?)(私はカオナシになるオタクです)


名言がたくさんあると思うんですけど、私が一番好きなのは「金持ちの道楽でドルオタやってんじゃねーんだぞ!!」です。


推しの好きなところのひとつに「オタクの頑張りを理解できなさそうなところ」ってのがあるんですけど(私が塩対応されているだけの可能性もある)、たまーに「いろんなもの削って応援してるんだよ?」って笑顔で言いたくなることがある。

何回も書いてるけど、推しは俳優になりたかった人で若手俳優になってドル売りされるなんて思ってもなかった人だから、演技以外のところでお金が動いていることに対しては疑問に思ってそうなんですねよね。
トークイベントとか、カレイべとか、オフショブロマイドとか、カレンダーとか、チェキとか、私物サインとか、アクセサリーとか、そういうので自分が売り出されるのも、そういうのを買う客がいることに対しても疑問を持っていそう。
あなたの接触の対応が原因でオタク同士のマウンティングや醜い争いがひそかに行われてるなんて思いもしないでしょう?


推しはオタク趣味をお金持ちの道楽だと思ってるんじゃないかなあとも思う。
お金に余裕があるから同じ舞台を何回も観に来て、ブロマイドを何セットも買って、ハイブラのプレゼントも送って、お花も送って、うーん、推しじゃなくても一般人ならお余裕がある人のお金の使い方に見える。だって所詮推しは他人だし。


でも実際はお金持ちの道楽じゃなくて、たとえ趣味でも推しが私の人生だからそこにお金を使っているだけなんだよ。


楽しいけど、楽しくないこともある。でも、お金を使いたい。推しに良いファンって思ってもらいたい。もっと自分のことが好きだって自惚れてもらいたい。格好良くいてほしい。輝いていてほしい。夢を見させてほしい。キラキラした世界を教えてほしい。
接触で反応してくれる茶の間よりは良い対応もしてほしいよ。少しはオタクの気持ちもわかってよとも思う。俳優をやりたい推しに求めることじゃないし、勝手に人生にしてるだけだってわかってるけど。ごめんね。